宣 化 龍 煙 鉄 鉱 万 人 坑

 宣化龍煙鉄鉱万人坑
河北省張家口市宣化区龐家堡鎮

 品質が良く埋蔵量も多い龍煙鉄鉱(龐家堡鉄鉱)は1912年に発見され、北洋政府と商人が採掘を行なっていた。しかし、1937年に宣化を占領した日本は龐家堡の鉄鉱山も占拠し、龍煙鉄鉱株式会社を設立し鉄鉱資源を略奪した。
 強制労働させられた中国人労工の犠牲者の総人数は把握できていないが、1945年の上半期だけでも8000人が死亡している。犠牲者は鉱山周辺の各地に捨てられ、肉丘墳・千人地などの万人坑が形成された。
 1960年代に肉丘墳万人坑に階級教育記念館を建てるとき、150平方メートルの範囲から300体の遺骨が掘り出された。
 
写真:2013年9月24日撮影 

 2013年「万人坑を知る旅」訪問地
 2013年9月23日に上海から山西省大同市に入った訪中団は、河北省北部にある宣化龍煙(龐家堡)鉄鉱万人坑を9月24日に訪ねた。

 宣化区龐家堡鎮(1)
 龍煙鉄鉱の鉱山地区内にある集落。ここから山道を10分も歩くと、肉丘墳と呼ばれる万人坑がある。

 宣化区龐家堡鎮(2)
 ちょうど通りかかった三輪自動車の運転手に、肉丘墳万人坑への道を尋ねる。日本では数十年前に姿を消した三輪自動車(トラック)が現役で活躍中!

 肉丘墳・階級教育記念館の裏側
 集落から外れ山道を少し登ると、肉丘墳階級教育記念館の裏側に出る。記念館の入口は向こう側。

 肉丘墳・階級教育記念館の正面入口
 当初は、記念館構内にある記念碑の両側に資料館も併設されたが、その後、資料館は二棟とも撤去された。

 肉丘墳・階級教育記念館の構内
 記念館構内の中心に大きな記念碑が建立されている。その背後の小さな建物の中に、記念館建設時に掘り出された犠牲者の遺骨が収蔵されている。




 各地で捕まえられ龍煙鉄鉱に連行された労工
【李秉剛教授(北京)提供写真】
 1960年代に龍煙鉄鉱で掘り出された犠牲者(労工)の頭蓋骨
【李秉剛教授(北京)提供写真】

 龍煙鉄鉱龐家堡大西部万人坑遺跡
【李秉剛教授(北京)提供写真】

 龍煙鉄鉱肉丘墳
【李秉剛教授(北京)提供写真】

 龍煙鉄鉱肉丘墳の内部
【李秉剛教授(北京)提供写真】




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